犬猫のチョコレート摂取はNG。症状やタイムラグに注意!

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「バレンタインのお菓子作りをしていたら、目を離した隙に愛犬がチョコを食べてしまった!」
「子供が落としたチョコレートを、猫がペロリと舐めてしまった……」

🚨 結論:様子見は絶対にNGです

ネットで「大丈夫な量」を検索して安心材料を探す時間は、愛犬・愛猫の命を救うための貴重な時間を削ることになります。すぐに当院へお電話ください。

1. 症状が出るまでに「タイムラグ」があります

中毒成分「テオブロミン」が吸収され、症状が出るまでに4〜12時間かかります。「今は元気だから」と放置するのが最も危険です。

症状のタイムラグに関する画像

2. 知っておきたい「テオブロミン中毒」の症状

テオブロミンは心臓、筋肉、中枢神経に強く作用します。以下の症状が見られたら、すでに深刻な状態である可能性があります。

初期に見られる症状(摂取後2〜4時間)

  • 激しい嘔吐や下痢
  • そわそわして落ち着きがない(興奮状態)
  • 水を異常にたくさん飲む(多飲)
  • おしっこの回数や量が増える

重篤な症状(摂取後6〜12時間)

  • 呼吸がハァハァと荒くなる(パンティング)
  • 筋肉の震え、または全身の痙攣(けいれん)
  • 心拍数の異常な増加(不整脈)
  • ふらつき、意識障害、昏睡

チョコレート中毒の症状の例

3. 犬・猫にとっての「危険な量」早見表

チョコレートの危険度は、含まれる「カカオの濃さ」に比例します。以下のチャートを確認してください。

チョコレートの危険度・カカオの濃さ早見表(テオブロミン含有量)

体重 ミルクチョコ 高カカオ(72%以上)
3kg (小型) 板チョコ1/3枚 たった5g (ひとかけら弱)
10kg (中型) 板チョコ1枚 板チョコ1/3枚

4. 「家で吐かせる」は絶対にしないで!

ネットで見る「塩」や「オキシドール」を飲ませる方法は、食塩中毒や胃粘膜の損傷を招き、死に至るリスクがあります。獣医師が専用の薬で処置するのが一番安全です。

家での応急処置の注意点

5. 病院に行く前の「準備リスト」

  • いつ食べたか?(1〜2時間以内なら吐かせる処置が効果的)
  • 何を食べたか?(チョコのパッケージを持参してください)
  • どのくらい食べたか?(食べた残量を確認)
  • 現在の体重

🐈 猫ちゃんの飼い主様へ
猫はワンちゃんよりも「吐かせる薬」が効きにくい傾向があります。少しでも早く、当院へご連絡ください。 🏥 ブリス寒川動物病院

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📞 今すぐ電話をかける 📅 ネット予約を確認 執筆:獣医師 森山

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